2025年8月23日~31日 「START Box EXHIBITION vol.4」

このたび、START Boxで活動するアーティストの作品発表の機会として、有楽町アートアーバニズム YAUの協力を得て、「START Box EXHIBITION vol.4」を開催いたします。 9名のアーティストの作品展示、ギャラリーツアー、ゲストを交えた出展作家とのディスカッション、トークイベントも開催いたします。
4回目となる今回は、世界中のイノベーションの結節点を目指す「Tokyo Innovation Base (TIB)」で開催いたします。ぜひご来場ください。
日時:令和7年8月23日(土)~31日(日)
平日10:00~21:00 土日祝10:00~17:00
※初日オープニングレセプション 18:00~20:00
会場:Tokyo Innovation Base 1階 (千代田区丸の内3-8-3)
◯JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」京橋口|徒歩1分
◯東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D9出口すぐ
◯東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」1出口|徒歩3分
参加方法:入場無料、予約不要
※会場の入場に際してアプリのご登録が必要です。詳細は▶こちらよりご確認ください。
チラシは▶こちら
≪参加作家≫
大久保迪子/Michiko Okubo
1989年群馬県生まれ。慶應義塾大学卒業後は約1年間IT 企業に勤めるが、絵画制作の活動をするため退職し、多摩美術大学造形表現学部で油彩を学ぶ。三菱商事アート・ゲート・プログラム入選(第37,39,41回)。2020年「ビクトリーブーケ展」出品(佐藤美術館)。ナカジマアート(銀座)、大阪髙島屋、横浜髙島屋、松坂屋上野店で個展。その他グループ展出品。現在のテーマは鑑賞者の「刺激となる作品」を作ること。絵画で「抽象」や「具象」に限らない制作をしている。鑑賞者の経験や思いを重ねてもらい、作品や制作者とのやり取りをきっかけに新しい視点が生まれ、日々の生活の刺激となるような作品を目指す。
▶ アーティスト情報
尾形凌/Ryo Ogata
2001年4月東京都生まれ。2020年4月東京藝術大学美術学部先端芸術表現科入学、2024年3月学部卒業、東京藝術大学先端芸術表現科修士2年在籍。現代における妖怪や不可視の存在たちを作品の主題とし、絵画や立体、アニメーションなどを通じて表現している。加えて妖怪と人間の狭間やあの世とこの世の狭間に存在する世界を描く事でそれらを可視化することを試みている。
▶アーティスト情報
國分蘭/Ran Kokubun
東京と北海道を拠点にフリーランスのフォトグラファーとして活動。地理的、歴史的な境界をテーマに作品を制作する。主な展覧会に「Looking for Herring」(天神山アートスタジオ、札幌)、「In the Pool」(KG+五条坂京焼き登り窯, 京都)「Behind the Terrain」(Yogyakarta, Hanoi, 東京の巡回展)「Yukisnowschneesneg」(Atelier Alen, Munich)など。海外のアートフェアにも出展。
▶ アーティスト情報
小林誠一/Seiichi Kobayashi
1994年新潟県生まれ。作品制作の過程やそれに伴う肉体労働に焦点を当てた絵画を作っている。主にスクリーン印刷を用い制作を行っており、プログラミングにより生成した画像を油彩でカンヴァスに定着させる「パターンペインティング」、スクリーンとその目止め剤のみを使い、版そのものの画像を出力する「Crumpled (くしゃくしゃの)スクリーン」などのシリーズがある。
▶ アーティスト情報
齊藤隆嗣/ Takatsugu Saito
1998年東京都生まれ。東京藝術大学大学院絵画専攻修了。政治哲学や幼少期の記憶を手がかりに、架空のファウンドオブジェクトやインスタレーションを制作。絵画や立体、グラフィックなど多様なメディアを通じて、異界とそこに至る手段、そこに関わる私たちの振る舞いや関係性の再考を促す。近年の主な展示に個展「It’s Only a Paper Moon」(Art Studio KYOK、2023)、グループ展「DOOMs」(SOM gallery、2023)「1998_oid」(LURF gallery、2025)など。
▶ アーティスト情報
笹原花音/ Kaoru Sasahara
1997年東京都生まれ。東京都立工芸高等学校卒業。普段から目にする日常のオブジェクトをデフォルメし、機能性を消失させることによって、空間や生活環境における構成の再解釈を見る人へ与える作品を制作している。主な展示歴にP.O.N.D 2023(渋谷PARCO)、海外でのグループ展にも参加し、作品の発表を続けている。
▶ アーティスト情報
馬渕一樹/Kazuki Mabuchi
2019年東京藝術大学大学院美術研究科GAP専攻修了。誰の話も入ってこない、穏やかな部屋にいる。窓を開けて外の風を中へと入れる。何が聞こえる?ぼけっとした部屋の中へと混じり入る、そんな気分。ふと他人の描いた絵なんて見ても見なくていいものだと思えたりもする。そんな気分やそんなことが重要だと思っているが、そんな時に自分は美術の意味を考えるが、苦しみも痛みも決して美しくはなく、ただただ無言のままでしかない。じっと黙ったままそこにいる。絵のことを考える。風があるから目的もなく歩くようにできれば良いのかもしれない。
▶ アーティスト情報
眞鍋美祈/Minori Manabe
東京都生まれ。言語表現、人間の視点と身体性に着目した作品制作を主軸とし、誰もが身体を通して楽しみ、物事をとらえ直すことのできる体験の創出を目指している。個展に「multi-lingua-body」(公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[ スタートアップ助成])、受賞歴にSICF20ワコールスタディホール京都奨励賞など。東京大学工学部機械工学科卒業、同大学大学院学際情報学府学際情報学専攻先端情報表現コース卒業。
▶ アーティスト情報
山田ゆり/Yuri Yamada
東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程在籍。フィールドワークや住民インタビューを通じて、個人が認識する「社会」のイメージの変容を探求し、インスタレーション作品を制作する。また、リサーチャーとして、地域型アートプロジェクトにおけるアーティストと地域住民の関係性を研究している。主な展示に「狭間」(ベルリン日独センター、ドイツ・ベルリン、2024)、「 差異をまなざす vol.4 COMPASS」(ミュンスター美術アカデミー、ドイツ・ミュンスター、2024)など。
▶ アーティスト情報
≪特別イベント≫[参加無料・要予約]
◆YAU SALON Vol.34「思考のはじまりとかたちになるまで」
芸術文化活動に従事する人々を迎え、国内外で事業を展開する企業や団体等との交流を深める対話イベント「YAU SALON」を開催します。
【登壇者】南条嘉毅(アーティスト)、鶴岡優子(寺田倉庫株式会社広報グループリーダー)
【モデレーター】深井厚志(YAU)
【日時】8月27日(水曜) 18:30~20:30
◆アーティストトーク
ゲストに松本美貴子氏(ポーラ ミュージアム アネックス ディレクター)を迎え、出展者によるアーティストトークを実施します。
【日時】8月31日(日) 第1部14:00~15:00 / 第2部15:30~16:30
イベント予約は▶こちらから [参加無料・要予約]
◆その他展示作品を解説するギャラリーツアー等のイベントを開催
プロジェクトマネジメント : 金森千紘(YAU)、山本さくら(YAU)
会場構成 : tandem
インストール : Artifact
宣伝美術 : ヤング荘
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画協力:有楽町アートアーバニズム YAU
会場協力:TIB(Tokyo Innovation Base)